美しい空間と時間 庭園管理植吉
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植木屋雑記帳

 

■  あけびときつね 

 今年も秋の田が刈り取られてゆく。
 このあたりはコンバインは少なく、「はさ」に稲束が架けられてゆく。
 家族総出なのだろう。
 見たこともない若者が働いている。
 はさ架けの直線。
 直線が山の田に点在している。
 こんな抽象は、どんな時間がゆくのだろう。
 アケビが実を太らせ、もうすぐ割れる。
 何かが満ちて、かなしみがこぼれる。
 月夜の帰り、ヘッドライトをキツネが横切った。
 舗道を跳躍し、こちらを正対し、
 また阿弥陀堂の奥へ消えた。
 

 

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庭園管理 植吉 代表者 鎌田吉一 福島県いわき市田人町黒田字唐沢14